さあ、夏休みだ。去年は夏休みに入る前から毎日大変な暑さだった。今年はまず平年並みでほっとしている。夏休みといえば、あいかわらずたくさんの宿題がある。各教科の復習問題集、読書感想文、自由研究、ポスターなど。ひとつ完成するのにけっこう時間がかかる。普通はまず憂鬱になるだろう。わたしがこの時期に思うのは、勉強の前に、まず健康、そして事故に気を付けることだ。規則ただしく学校にいっているときは学校の管理のなかにいるが、その管理から離れると、行動が自由になる。病気や事故は思いがけないところから起きる。特に事故は予期せぬ時に起こる。防ぐ方法は、何か新しいことをするときはあわてないこと、少しゆっくり過ぎるくらいがいいと思う。
　さて塾での8月の学習は、基礎的なことは学校の宿題で十分なので、少しレベルの高いものを学習する。具体的には過去に出題された模擬試験をやってみることだ。できたできないの区分に留まらず、繰り返し問題を読み考える、解説を読み考える。時間がかかるが、それが夏休みだからできることだ。