イギリスの生物学者で進化論を唱え、著作には「種の起源」があるダーウィン。彼の残した名言に「時間の浪費をなんとも思わない人は、人生の価値をまだ発見していない」というのがある。また「私は、できるだけ一生懸命に、できるだけよくやったのだ。誰もこれ以上にはできない」
　次にドイツの物理学者アインシュタインの名言に「大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない」そしてロシアの科学者、元素の周期律表でおなじみのメンデレーエフの名言は「天才とは一生努力し続けた人だけを言う」
　いずれも科学に大きく貢献した偉人である。これらの名言で共通して感じるのは、彼らは物事を徹底的に考える人たちだったということだ。さて、徹底的に考えるにはまず、考える時間が必要だ。ほんとうに考えている時間は意外と少なくて、日常の生活の中では、雑用が多くて考える時間を確保するのはけっこう難しいものだ。勉強が仕事の学生だが、さて勉強しようとしても、なかなかすぐにはとりかかれない。気になることがあったり、用事ができたりするからだ。まあ無理に長い時間を確保しようとあせらずに、細かい時間をつなぎ合わせるという方法もある。