6月ころに植えた朝顔が生長して葉を繁らせ、花を咲かせるようになった。朝顔はたくさんの種を残すので、毎年その種を取っておいて使うのだが、自家受粉の種はあまり花を咲かせない。やはり毎年、園芸店から購入したほうが花がたくさん咲くようである。その朝顔も、葉が6枚ころになったら摘心して、子蔓を育て、孫蔓を育て、適度な肥料、朝晩の水遣りとなかなか手間がかかる。今年も葉ばかりが多くて花の少ない朝顔だが、白や紫の可憐な花は、見ていると心が和む。
　さて「花の種」に関係することわざに、『 蒔かぬ種は生えぬ』というのがある。種をまかなければ芽が出ないように、努力もしないで、よい結果を期待しても得られるものではない。それなりの努力が必要だというたとえである。英語にも似たようなのがある。

You cannot make an omelet without breaking eggs.　　　　　　　　　　　　　　　　（卵を割らずにオムレツは作れない）
いずれも行動すること、努力することを諭している。夏休みが始まったが、宿題や課題がそれなりにたくさんある。暑さに気をつけ、勉強に対する行動と努力を期待したい。